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悲痛のメッシ…ブラジルW杯に続く準優勝に呆然

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[7.4 コパ・アメリカ決勝 チリ0-0(PK4-1)アルゼンチン]

 首にかけられた準優勝のメダルをすぐに外した。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシはまたもフル代表でタイトルを獲得することができなかった。

 クラブチームでは数々のタイトルを欲しいままにしているメッシ。昨季もバルセロナで2度目の3冠を達成し、最高の形でコパ・アメリカに乗り込んだが、決勝でチリにPK戦の末、敗れた。05年のU-20世界ユース選手権(現U-20W杯)、08年の北京五輪では優勝しているメッシだが、A代表でのタイトルはなし。主要大会では07年のコパ・アメリカ、昨年のブラジルW杯に続く3度目の準優勝となった。

 この日のPK戦では一人目のキッカーを務め、きっちりと成功させたメッシだが、大会全体を通してはグループリーグ初戦のパラグアイ戦でPKによる1得点を決めただけ。メッシ自身、「代表でゴールを決める苦労」を認めるが、個人としてもチームとしても思うような結果を残せずにいる。

 試合後はピッチに膝を抱えて座り込んだメッシ。アルゼンチン代表としてタイトルを獲得し、満面の笑顔を浮かべる日は来るのだろうか。スペイン紙『マルカ』は、FWエゼキエル・ラベッシの「いつかレオ(メッシ)がアルゼンチン代表で何かを勝ち取るときが来るよ」という祈りにも似た言葉を伝えている。

●コパ・アメリカ2015特集ページ

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