イギリス『ガーディアン』は4日、マンチェスター・ユナイテッドFWロビン・ファン・ペルシーがフェネルバフチェと条件面で合意したと報じた。

　2014-15シーズンで10ゴールに終わったファン・ペルシーは、以前から去就が騒がしくなっている。ユナイテッドが大物ストライカー獲得を狙っていると言われるなかで、来年のEURO2016を見据えるファン・ペルシーは、出場機会を確保するために移籍すると噂されてきた。

　報道によると、ファン・ペルシーの代理人は2日間にわたってイスタンブールに滞在。フェネルバフチェと交渉していたという。『ガーディアン』は、両クラブがまだ交渉しているとしつつ、選手サイドはフェネルバフチェと4年契約で合意したと伝えている。

　ファン・ペルシーの夫人は当初、トルコ移籍に難色を示していたようだ。だが、イスタンブールを訪れたことで納得したという。また、昨季までフェネルバフチェに在籍したオランダ代表の元チームメイトであるFWディルク・カイトの説得も大きかったとされている。

　また、イギリス『スカイ・スポーツ』は、ブックメーカーの「スカイベット」がファン・ペルシーのフェネルバフチェ移籍に関するベッティングを終了したと報じた。「スカイベット」の関係者は『スカイ・スポーツ』で、「もはや彼の行き先は決まったようだ」と述べている。

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