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大儀見、意地の一発も「本当に力不足を感じた」

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[7.5 女子W杯決勝 日本女子2-5アメリカ女子]

 立ち上がりの16分で4失点。アメリカ女子代表に大量リードを許した日本女子代表(なでしこジャパン)だったが、前半27分に1点を返す。FW大儀見優季がMF川澄奈穂美からパスを受けると、鮮やかなターンから左足シュートでネットに突き刺し、反撃の狼煙となるゴールを挙げた。

 しかし、後半7分にオウンゴールで2点差に詰め寄りながらも、その後アメリカに1点を追加されたなでしこは、2-5で敗れることとなった。

「最後まであきらめずに自分たちのサッカーをやろとしたし、相手の嫌がることを90分間やろうとしていましたが、立ち上がりに立て続けに失点してしまって。そこから追い付けなかったし、本当に力不足を感じた試合だった」

 絶対エースとして臨んだ大会だった。全試合にフル出場して決勝を迎えたものの、アメリカ戦までの6試合で奪った得点はわずかに1だった。しかし、最後の試合で再びゴールを記録。「大会を通して少しずつ形になってきたので、個人の部分で言えばやっと結果に結び付けられたとは思う」としながらも、「ただ、チームを勝利に導けなかったので、足りない部分がたくさんあったと感じました」と声を落とした。

「次に向けて進化していかないといけない。女子サッカーの今後がかかってくると思うし、ここで何かを変えていかないと、本当の意味で女子サッカーが評価されて進化していかないと思う」と女子サッカーへの思いを語り、さらなる進化を誓った。


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