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1年の契約延長にサインしたギュンドガン、ブーイングは「理解できる」

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 ドルトムントは4日、本拠地のシグナル・イドゥナ・パークでシーズン開幕イベントを開催した。MFイルカイ・ギュンドアンはブーイングを浴びせられる場面もあったが、同選手はファンからの反応に理解を示している。

 ギュンドガンは4月末にクラブからの契約延長オファーを断ったと伝えられた。バイエルンやバルセロナなど、移籍に向けて複数のクラブとの接触が報じられたが、最終的にはドルトムントとの契約を1年間延長。2017年までの新契約にサインし、今夏はドルトムントに残留することがほぼ確定した。

 しかし、最初からドルトムントに忠誠心を誓わなかったギュンドガンに対し、ファンからの反応は冷ややかなものだ。本人はドイツ『ビルト』で、ブーイングの対象となったことについて次のように話している。

「自分の力を発揮し、さらにギアを上げれば、多くの人たちを説得できると信じている。自分が不機嫌にさせてしまった人たちもね」

「彼らはおそらく新聞で伝えられたことの一部を信じてしまったのだろう。自分も外部にいたら、そうしていたかもしれない。彼らのことは理解できるよ」

 一部報道では、移籍が実現しなかった理由はギュンドガンの要求した高額年俸に理由があるともされている。ギュンドガンは「クラブと僕は真実を知っている」と述べた上で、次のように続けた。

「好条件のオファーが届いていた。ドルトムントもそのことを知っている。僕はそれを選ばず、ドルトムントを選んだんだ。一部の新聞が伝えていたように、お金の問題ではなかったよ」

 クラブへの愛着を強調しながらも、将来的に移籍する可能性は除外していない。

「僕はこの素晴らしいクラブを高く評価している。でも自分の人生設計において、いつか新たな挑戦に臨むことを予定しているんだ」

「今はドルトムントと一緒に迎える新シーズンに向けて熱くなっている。そのことをみんなに対して証明したい。自分の最高レベルに戻りたいんだ」


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