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ハリル御前で永井→川又弾も及ばず…名古屋相手に湘南が逃げ切る

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[7.11 J1第2S第1節 湘南2-1名古屋]

 湘南ベルマーレがホームで名古屋グランパスを2-1で下した。日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督が視察に訪れた一戦。10日に発表された東アジア杯の予備登録メンバーのMF遠藤航を擁する湘南が、同メンバー3人(永井謙佑、川又堅碁、大武峻)を擁する名古屋に競り勝った。湘南は第1S最終節から2連勝。逆に名古屋は2連敗となった。

 J1は今節より第2ステージが開幕した。第1Sを9位で終えた名古屋、10位で終えた湘南としては、これをきっかけに上位追撃態勢を整えたいところだ。

 第1Sの対戦では名古屋が3-0で快勝したが、この日は湘南が前半戦から積極的に攻めた。14分にはCKの流れからFW高山薫の放った右足アウトのシュートがポストを叩くなど、あわやの場面を作った。

 すると前半32分、右サイドからFW大竹洋平がクロスを上げると、DFラインの間に上手く入ったFW大槻周平がヘディングで流し込み、湘南が先制に成功した。

 名古屋も徐々に攻勢を強める。ただ後半14分のCKに飛び込んだDF矢野貴章のシュートが、わずかに枠右に外れるなど、決定力を欠いてしまう。

 そして後半19分、右サイドからMF藤田征也にアーリークロスを入れられると、ニアに飛び込んだ高山にヘディングで流し込まれる。湘南にはチャンスを確実にものにされてしまった。

 ただ名古屋は後半17分からベンチスタートさせていたFW川又堅碁を投入していた。すると同31分、FW永井謙佑の浮き球パスで抜けた川又が冷静に左足で蹴り込み、1点を返す。ハリルホジッチ監督が視察に訪れた一戦で、東アジア杯の予備登録メンバーコンビが結果を残したが、勝利に繋げることは出来なかった。


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