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岡崎所属のレスター、新監督にラニエリを選んだのは「大きなギャンブル」? 元選手が指摘

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 レスター・シティは13日、新指揮官にクラウディオ・ラニエリ氏を招へいしたことを発表した。かつてレスターでプレーしたトニー・コッティ氏は、クラブの選択が「大きなギャンブル」だと指摘している。

 この夏、日本代表FW岡崎慎司を獲得したレスターは、6月末にナイジェル・ピアソン前監督を電撃解任した。後任に選ばれたのは、プレミアリーグではチェルシーを指揮した経験を持ち、ほかにも各国で数々のビッグクラブを率いてきたラニエリ氏だ。

 だが、1997年から2000年までレスターに在籍したコッティ氏は、ラニエリ氏が適任なのか疑問をぬぐえないようだ。コッティ氏はイギリス『スカイ・スポーツ』で次のように述べている。

「たまげたね。彼になるとは思わなかった。私は、不思議な決定だと思う。レスターは昨季の終盤戦で良い仕事をしたピアソンを解任するという大きなリスクを負った。そしてラニエリを招へいするのは、大きなギャンブルだ」

「ラニエリにはプレミアリーグでの経験があるが、チェルシー時代は優勝できるようなチームと仕事をしていた。レスターはまったく異なる。優れた選手たちがいるが、レスターは残留を争うチームだ。トップクラスのチームと下位チームを率いるのは違うはずだよ。出だしが悪かったから、ファンはムズムズし出すだろうね」

 コッティ氏は、噂になっていたニール・レノン氏やマーティン・オニール氏がより適任だったとの見解を示している。それぞれ、レスターでの経験を持つ人物だ。

「私はどちらかの復帰を願っていた。レスターやこの街、ファンにとって意味するものを理解する人たちだ」

「ラニエリは世界のサッカー界におけるかなりのビッグネームだよ。だが、そのクラブを理解する人物に委ねる方が良いというときもある。元選手や元監督たちが復帰するチャンスを得られなかったのは残念だ」
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