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HSVで幸せな酒井高徳、地元メディアは「ゴイコとゴウトクはドリームカップル」

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 ハンブルガーSV(HSV)に加入したDF酒井高徳は、新しい環境に馴染んでいるようだ。ドイツ『ハンブルガー・モルゲンポスト』で、スイスのキャンプ地ではルームメイトのMFゴイコ・カチャルと日本語でも話していると明かした。

 新チームに合流した翌日には、シュツットガルト在籍時に危険なタックルを食らわせたことのあるMFルイス・ホルトビーに謝罪し、早くもチームに溶け込んでいる様子がHSVの公式チャンネルで伝えられた酒井高徳。『ハンブルガー・モルゲンポスト』は、カチャルとの関係を「ゴイコとゴウトクはハンブルクの新たなドリームカップル」と表現している。

 先日HSVとの新契約を結んだカチャルは、昨年2月から6月までセレッソ大阪にレンタルされていた。日本でのプレー経験から、酒井に親しみを感じているのかもしれない。「部屋では日本語でも話しました。ゴイコは本当にうまく喋れていますよ!」と酒井は同僚の日本語能力を絶賛している。

 一方、HSVは12日に開催されたテレコムカップの2試合(1試合45分)でボルシアMGおよびアウクスブルクと戦い、優勝を果たした。2-1で勝利したアウクスブルクとの決勝戦に右サイドバックで出場した酒井は、優勝を「僕にとっての初タイトルです」と喜び、次のように振り返っている。

「HSVは最近残留を争っていたので、まず守りを固めることが重要だと思います。(開催地の)メンヒェングラッドバッハではそれをしっかりできたかと。でも前方へのプレーをもっと改善しなければなりませんね」

 また、再会したブルーノ・ラッバディア監督の下でのプレシーズンについては「もっと激しいと思っていましたね」と、シュツットガルト時代に受けた指導とは異なる印象だと述べている。微笑みを浮かべつつ、「HSVをすごく居心地よく感じています」と続けた。

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