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U-18代表のゴール供給源として期待のSB陣、浦田「自分の長所であるキックでアシストやゴールを」

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 U-18日本代表候補は16日、JAPANサッカーカレッジとの練習試合で3日間の新潟合宿を終了する。今回の合宿ではサイドからFWにつけるボールや、スペースへ動き出すFWへ正確に合わせるフィードが目立った。またミニゲームではクロスからゴールが生まれるなど、チームとして取り組んできた攻撃の成果が随所に出ている。

 豊かなスピードとしなやかな動きでサイドを攻略する藤谷壮(神戸U-18)と、高い技術、運動量が武器の岩田智輝(大分U-18)の「右」、ともに今合宿で質の高いキックを連発している「左」の浦田樹(千葉)と舩木翔(C大阪U-18)の両SBはU-18代表のゴール供給源として期待される存在でもある。

 浦田は「中国(遠征)でも自分がクロスでアシストもしましたし、練習でもクロスの練習の回数が多くなっている。そこを狙い目として自分の長所をチームに合わせられたらいい」。そして練習試合へ向けては「自分の長所であるキックでアシストやゴールを決められたらいいと思います」と語った。

 10月のU-20W杯アジア1次予選まであと2か月半。浦田は「今までやってきたことを共有というか、まとめている段階なので、それをよりまとめてチームになれれば。なかなかみんな集まれる訳ではないので、しっかりとコミュニケーションを取りたい」。ゲームの中でより連係、精度を高めていい形で3日間の合宿を終える。

[写真]浦田は正確なクロスによって練習試合でもゴールをもたらすか

(取材・文 吉田太郎)

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