LAギャラクシーは15日、ビジャレアルに所属するメキシコ代表FWジオバニ・ドス・サントス(26)を獲得したと発表した。

　契約の詳細は明らかになっていないものの、スペイン『マルカ』などによると、2019年までの4年契約だという。ドス・サントスは現在、メキシコ代表としてゴールドカップに出場しているため、大会終了後の8月にチームへ合流する予定。

　なお、LAギャラクシーはMLSで設けられているサラリーキャップ(選手総年俸上限値)外の「デジグネイティッド・プレーヤー」として、ドス・サントスを加入させるために、今月に入ってMLSが発表した「ターゲッティッド・アロケイション・マネー」(TAM)という新ルールを適用させたことも明らかにしている。TAMでは、MLSのクラブが今後5年間で毎年に渡ってリーグから10万ドルを受け取ることができる。

　クラブ公式サイトによると、ブルース・アリーナ監督は「ジオバニは特別な選手だ。最高レベルで培ってきた経験と成功があり、ともに上を目指してやっていけると考えている。我々のチームに彼が加わり、非常に満足している。彼はこれから我々のチームが成功するうえでの必要不可欠な存在になるだろう」と語った。

　LAギャラクシーには元イングランド代表MFスティーブン・ジェラードやFWロビー・キーンも所属している。

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●2015-16シーズン欧州移籍情報