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[練習試合]結果出したU-18代表候補FW陣、2ゴールの岸本「予選に選ばれるために結果を求めている」

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[7.16 練習試合 U-18日本代表候補 6-2 JAPANサッカーカレッジ]

 U-18日本代表候補は熾烈なFW争いの中でFW岸本武流(C大阪U-18)が2ゴールを決めた。

 1本目7分にMF堂安律(G大阪ユース)が突破からGKを引き付けて折り返したボールを岸本は左足ダイレクトシュート。だがフカしてしまい、絶好のチャンスを逃してしまう。それでも失敗を繰り返さなない。1本目44分、FW小川航基(桐光学園高)のスルーパスに馬力のある抜け出しでDFを振り切ると、GKとの1対1をループシュートで制した。さらに2本目15分にも小川が右サイドから出したラストパスでGKと1対1となり、難なくゴール。本人は「決めきる場面がもっとあった。2点だけじゃ満足せず、もっと取れたと思うので頑張りたい」と首を振ったが、相手を突き放す貴重な2発で勝利に貢献した。

 6月のPanda Cupでも岸本とコンビを組んだ小川は「大分、長い間やってきているんでコンビネーション的にも話し合うようにしていて、お互い縦関係になったり、コンビネーション的には良くなってきている」と説明したが、連係面も向上してゴールという結果が出ている。

 この日、U-18代表候補のFW陣は小川が2アシストを記録し、FW一美和成(大津高)も1得点1アシスト。そしてFW岩崎悠人(京都橘高)はU-18代表候補で1ゴールを決めた後、U-17代表の練習試合にも参加して再びゴールを決める活躍を見せた。今回招集されなかったFW邦本宜裕(福岡)やFW杉森考起ら含めてFW争いはし烈。その中で岸本は「次の予選(10月のU-20W杯アジア1次予選)に選ばれるために結果を求めているんで今はいい感じで行けていると思います」という好調を持続させてアジア予選メンバーに食い込む。

[写真]2本目15分、U-18代表候補は岸本が右足で2点目のゴール

(取材・文 吉田太郎)

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