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松本が鹿島を下し連敗を7でストップ!工藤浩平が移籍後初弾

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[7.19 J1第2ステージ第3節 松本2-0鹿島 松本]

 松本山雅FCが長いトンネルを抜け出した。ホームで鹿島アントラーズを2-0で下し、連敗を7でストップ。5月16日の神戸戦(2-0)以来、8試合ぶりの勝ち点3を手にした。

 ナビスコ杯を含め、公式戦9連敗中だった松本が立ち上がりから攻勢に出た。前半1分、DF田中隼磨の右クロスにMF喜山康平が頭で合わせたが、GK佐藤昭大の好セーブに阻まれる。それでも前半17分、相手のバックパスを奪ったMF工藤浩平がドリブルでそのまま持ち込み、右足でゴールネットを揺らした。

 6月に広島から完全移籍で加入した工藤は第2ステージ開幕節から3試合連続の先発出場。移籍後初ゴールが京都時代の13年以来、2シーズンぶりの得点となった。松本は前半28分にもショートコーナーからMF岩上祐三の右クロスにDF飯田真輝が頭で合わせ、2-0と突き放した。

 鹿島は左足第5中足骨を痛めているMF柴崎岳が4試合連続の欠場。後半12分からFWダヴィが3試合連続の途中出場を果たしたが、最後まで1点が遠かった。2試合連続の無得点に終わり、第2ステージ初黒星。これで柴崎不在の間の成績は1勝1分2敗となった。

 工藤は試合後のヒーローインタビューで「最後は苦しい時間もあったけど、みんなで戦った勝利だと思う」と、移籍後初勝利を喜び、1万7625人の観衆が集まったアルウィンのゴール裏を背に「これだけの人と一緒に喜び合えるのはすごいうれしいです」と満面の笑みを浮かべていた。

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