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20歳小泉の豪快ボレーで新潟が最下位脱出

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[7.19 J1第2ステージ第3節 新潟1-0鳥栖 デンカS]

 年間順位で最下位のアルビレックス新潟がホームでサガン鳥栖に1-0で競り勝ち、4試合ぶりの白星を飾った。連敗を3で止める第2ステージ初勝利で年間順位も17位に上げ、最下位を脱出。一方の鳥栖は4試合ぶりの黒星で第2ステージ初黒星となり、年間順位も14位にまで後退した。

 新潟は前半16分、GK守田達弥のロングキックにFW指宿洋史が競り合うと、DFにクリアされたこぼれ球をMF小泉慶がエリア外から右足ダイレクトボレー。豪快なミドルシュートがゴールネットに突き刺さり、先制点を奪った。

 反撃に出たい鳥栖だが、なかなかリズムをつかめない。後半23分にはエースのFW豊田陽平が「少し足に違和感があると本人から訴えがあった」(森下仁志監督)として途中交代。結局、90分間でわずかシュート2本に終わり、1点のリードを守り切った新潟が今季初の完封勝利をおさめた。

「たまたまだけど、迷わず打てたことが一番かなと思う」。試合後のヒーローインタビューでホーム2戦連発となる今季2ゴール目を振り返った20歳の小泉。最下位を脱出したとはいえ、順位はまだ降格圏の17位とあって、「本当に死に物狂いでいかないと勝てないと思うし、これから上がっていくしかないので、ここからまた死に物狂いで連勝していきたい」と力強く語っていた。

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