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ラーム、ミュラー退団の可能性に「何が起きる可能性も」…一方で冗談を飛ばす余裕も

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 バイエルンの主将を務めるDFフィリップ・ラームは、FWトーマス・ミュラーマンチェスター・ユナイテッド移籍報道に言及した。21日に中国で開かれた会見で、「どんなことでも想像できる」とチームメートの移籍の可能性を否定はしなかったが、冗談を飛ばす余裕も見せている。

 イギリスの一部メディアは先日、ユナイテッドがMFバスティアン・シュバインシュタイガーに続いて、もう1人のバイエルンの顔であるミュラーの獲得にも動いていると報道。移籍金は8000万ユーロとも、一部では1億ユーロとも伝えられている。

 バイエルンは現在プレシーズンツアーで中国を訪れているが、21日の会見ではラームもミュラーの移籍報道について質問を受けた。自身と同じバイエルン生え抜きの同僚について、次のように話している。

「サッカーでは何が起きる可能性もある。僕が決めることはできないよ。物事はすぐに決まってしまうものだ。選手だけではなく、選手を獲得するクラブがあって、選手を放出するクラブもあるからね。だから、何がどうなるのかなんて保証はできない」

「トーマス・ミュラーがどうするのか、ということも保証できないよ。移籍を想像できるかって? いつでも、どんなことでも想像できるよ」

 一般論について述べつつ、ミュラーの残留については心配していない様子もうかがわせている。

「心配? 僕らはここ数年間、いつもチャンピオンズリーグの準決勝まで勝ち上がっているチームだ。トーマス・ミュラーに関してまったく心配はしていない。彼が浮かれてしまうことはないよ」

「それよりも重大な問題がある。(ミュラーが退団したとしたら)一体誰が一日中ゴチャゴチャと喋るんだい?」

 チームのムードメーカーとして知られるミュラーがいないドレッシングルームは想像できないようだ。

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