beacon

復帰の柴崎が1G1Aで存在感…鹿島、石井体制初陣を白星で飾る

このエントリーをはてなブックマークに追加
[7.25 第2ステージ第4節 鹿島 2-1 F東京 カシマ]

 J1は25日、第2ステージ第4節を行い、県立カシマサッカースタジアムでは鹿島アントラーズFC東京が対戦し、鹿島が2-1の勝利を収めた。

 21日にトニーニョ・セレーゾ監督の解任、石井正忠コーチの監督昇格を発表したばかりの鹿島は、左足第5中足骨を痛めてここ4試合を欠場していたMF柴崎岳が先発復帰。一方のF東京はスペイン人FWサンダサが移籍後初先発を飾った。

 前半13分にF東京がシュートチャンスを作り出し、MF高橋秀人のスルーパスから抜け出したサンダサが右足で狙ったが、GK曽ヶ端準の守備範囲に飛んでキャッチされる。対する鹿島は同19分、MF中村充孝とのパス交換からPA内に進入したDF伊東幸敏が狙った左足シュートがポストに弾かれてしまう。さらに同26分には右サイドのMF遠藤康からのクロスをDF山本脩斗がヘッドで落としたボールを、FW赤崎秀平が左足で狙ったがクロスバーに直撃するなど先制点を奪うには至らない。

 しかし、前半30分に鹿島が先制に成功する。左サイドの山本からパスを受けた柴崎がPA外から右足を一閃。ボールはブロックに入ったDF吉本一謙に当たってコースが変わり、ゴールネットを揺らした。

 1-0と鹿島がリードを奪ったまま後半を迎えると、後半8分にF東京が決定機を迎える。左サイドから送られたグラウンダーのクロスをゴール前に走り込んだFW前田遼一がスライディングで合わせたものの、シュートはポストに弾かれた。しかし同24分、GK権田修一が蹴り出したボールを前田がヘッドですらすと、最終ラインの裏に走り込んだFWネイサン・バーンズが蹴り込んで試合を振り出しに戻した。

 同点に追い付かれた鹿島は後半35分にFWダヴィを投入して流れを変えようと試みる。すると同36分、柴崎が蹴り出したCKを走り込んだDF昌子源が豪快にヘッドで叩き込んで、再びリードを奪った。その後、F東京の反撃をしのいだ鹿島は2-1の勝利を収め、石井体制初陣を白星で飾った。


▼関連リンク
[J1]第2ステージ第4節 スコア速報

TOP