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タイトル獲得の重要性を説くモウリーニョ、アザールを賞賛

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 チェルシージョゼ・モウリーニョ監督がMFエデン・アザールを賞賛した。英『スカイ・スポーツ』が報じている。また、指揮官は選手個人の評価には、チームで獲得したタイトルが関わってくると語った上で、チームのために戦う姿勢が重要だと説いている。

 昨季のアザールはレアル・マドリーFWクリスティアーノ・ロナウドよりも優れていたか?と問われたモウリーニョ監督は「昨季はそうだったね。事実、ロナウドはファンタスティックだったが、アザールもまたファンタスティックだった。信じられないほどのゴールを決めたんだ」と昨季のプレミアリーグで14得点を挙げたMFを賞賛した。

「彼が素晴らしくないと言っている訳ではないよ」とC・ロナウドについて言及すると、「個人的な見解としては、世界の全ての選手がチームでの活躍を抜きに個人タイトルを獲得することはできないと理解するべきだ」と語った。

 昨季、アザールはチェルシーでプレミアリーグとキャピタル・ワン杯の主要タイトルを制したものの、C・ロナウドはクラブW杯とUEFAスーパーカップを制したのみだった。

 モウリーニョ監督はバルセロナFWリオネル・メッシ、C・ロナウドとアザールを比較するなか、「シーズンで獲得したタイトルに評価は影響されるんだ。彼らはいくつのタイトルを勝ち取った?タイトル獲得のないフットボールはありえない。実際にメッシはそれにより、名声を得たね」

「昨年のメッシは3冠を達成し、コパ・アメリカでは決勝まで進んだ。彼は彼とチームのための素晴らしいシーズンを過ごした。私は組織よりも、個人のタイトル獲得を優先させるような選手や監督は好きじゃない」

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