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モウリーニョがアザールへの厳しいタックルに苦言

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 チェルシージョゼ・モウリーニョ監督が、MFエデン・アザールに対する相手の厳しいマークを牽制した。指揮官は昨季、アザールが重傷を負ってもおかしくなかったと主張している。

 アザールは昨季プレミアリーグで素晴らしい働きを見せ、優勝に大きく貢献した。常に厳しくマークされ、ヨーロッパで最も多くのファウルを受けた選手とも言われた状況ながらも、リーグ年間最優秀選手に選出されている。だがモウリーニョ監督は、アザールがもっと守られるべきだと考えているようだ。イギリス『テレグラフ』が以下のようにコメントを伝えた。

「アザールが昨季のプレミアリーグで足を骨折しなかったのは、とてもラッキーだったよ。彼は何度も傷ついたし、危険なタックルに苦しんでいた。彼が受けたものよりも程度の軽いタックルで、足や足首を骨折した選手を何人も見たからね」

「彼をもっと守ってほしい。だが、それは私がコントロールできることではない。私ができるのは、私と彼がしていることだけ。自分の仕事を全うし、より強くなることだ。彼にはメンタリティーと個性を失わないでほしい。彼が泣いている姿も、大げさに反応しているところも見たくはない」

 アザール本人は先日、相手のファウルへの寛大な姿勢を示しているが、実際に負傷離脱となれば、チェルシーにとって大きなダメージとなることは間違いない。モウリーニョ監督にとっても、それだけ重要な選手であるアザールは、新シーズンもケガなく戦い抜くことができるだろうか。

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