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「2050年までにW杯を開催」…新国立競技場問題でJFAは3つの必須条件再要望

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 日本サッカー協会(JFA)の大仁邦彌会長は28日、遠藤利明東京オリンピック・パラリンピック担当大臣に建設計画見直しが進む新国立競技場の整備に向け、3つの条件を再要望した。JFAの公式サイトによると、2050年までにW杯の招致を目指すため、「収容人数8万人」「可動式スタンドの設置」「すべての観客席を覆う屋根の設置」の条件を求める要望書を提出したという。

 面会後に質問に答えた大仁会長は「コストは安いに越したことはないが、最低限の機能は必要。遠藤大臣がおっしゃるように、今後、各競技団体などの意見を聞いてどういうスタジアムを実現させるかというのが大きな課題だろう」と話している。

 新国立競技場はイギリス在住の女性建築家ザハ・ハディド氏のデザイン案で建築が進められる予定でいたが、莫大に膨れ上がった総工費の問題を指摘する声が噴出したことで、計画が白紙に戻っていた。

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