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コパ・デル・レイ決勝での国歌へのブーイングでバルサなどに罰金処分

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 スペイン政府の反暴力委員会は、5月に開催されたコパ・デル・レイ決勝のアスレティック・ビルバオ対バルセロナ戦でスペイン国歌にブーイングが浴びせられた件についての処分を27日に決定した。

 バルサの本拠地カンプ・ノウで開催された昨シーズンのコパ決勝では、キックオフ前のスペイン国歌に対して観客席から大音量のブーイングが浴びせられ、しかるべき処分が検討されることが発表されていた。

 バルセロナに対しては、6万6000ユーロ(約902万円)の罰金処分が下された。運営上の責任に対して6万ユーロ、ブーイングそのものに対して6千ユーロという内訳だ。

 また、スペインサッカー連盟(RFEF)に対しても主催者責任として12万3000ユーロの罰金処分。ビルバオに対しても、協力が不十分だったとして1万8千ユーロの罰金が科された。カタルーニャ独立を主張する団体やその代表者らに対しても、ブーイングを主導したことで罰金処分が下されている。

 バルセロナは数日前にも、昨季のチャンピオンズリーグ決勝でファンがカタルーニャ州の旗を掲げたことが規律違反にあたるとして、UEFAから3万ユーロの罰金を言い渡された。クラブはこれを不服とし、異議申し立てを行う姿勢を見せている。


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