beacon

G大阪が一時逆転もまた追いつかれる…下位新潟と痛み分け

このエントリーをはてなブックマークに追加
[7.29 J1第2ステージ第5節 新潟2-2G大阪 デンカS]

 ガンバ大阪は敵地に乗り込んでアルビレックス新潟と対戦したが、2-2で引き分けた。G大阪はここ4戦で3度目のドロー。新潟の連勝も2で止まった。

 先制は立ち上がり攻勢を仕掛けた新潟だった。前半10分、前線でボールを持ったFW山崎亮平が仕掛けると、日本代表DF藤春廣輝を外してエリア内ライン際まで侵入。クロスボールを入れると、同じく日本代表のDF丹羽大輝のオウンゴールを誘発し、先制に成功した。

 エンジンの掛りの悪かったG大阪だが、後半に入ると一気に流れを引き寄せる。まずは前半2分、右サイドからのCKを獲得すると、ニアに走り込んだに日本代表DF米倉恒貴が頭で押し込み同点。米倉は今季初ゴール。さらに同9分にはボールのないエリア内でDF舞行龍ジェームズのファウルを誘ってPKを獲得。これをMF遠藤保仁が決めて、逆転に成功した。遠藤は3試合連続ゴールになった。

 しかし前節、残留を争う山形を相手に勝利し、更なる上位浮上を目指す新潟も諦めない。後半15分、左サイドからボールをつなぐと、山崎がドリブルでゴール中央まで持ち込む。さらに全然に絶妙スルーパスを通すと、オフサイドラインぎりぎりで抜けたFW指宿洋史が倒れながらも蹴り込み、試合を振り出しに戻した。G大阪は今季、後半だけで18失点目。またもリードを守ることができなかった。

 終盤はお互いに中盤を省いたサッカーで攻守の切り替えが激しくなる。しかしアディショナルタイム5分も集中した守りで守り抜いた両チームが、勝ち点1ずつを分け合っている。

▼関連リンク
[J1]第2ステージ第5節 スコア速報

TOP