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ヒデ以来の湘南から代表へ…遠藤「みんなの期待を背負って頑張ってきたい」

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[7.29 J1第2ステージ第5節 湘南3-0柏 BMWス]

 湘南ベルマーレが3発快勝を収めた。

 3連勝中の柏レイソルをホームに迎えたが、前半26分にMF古林将太の右クロスにFW大槻周平が頭で合わせて先制。後半8分にはDF鈴木大輔のバックパスがGKの頭上をワンバウンドで越えるラッキーなオウンゴールで加点。そして同26分には日本代表に初招集されたDF遠藤航がCKを頭で押し込み、勝利を決定づけた。

 “湘南の若大将”がついにA代表に挑戦する。湘南の選手がA代表公式戦のピッチに立てば、98年フランスW杯の中田英寿、呂比須ワグナー以来となる。「勝って代表に行きたかったので、勝って代表に行けるのは良かった」とまずは勝利を喜んだ遠藤。しっかり自分の良さを出して頑張りたい。僕自身、湘南からA代表に入るのは目標にしていた。それは僕だけの力ではなくて、ユースからお世話になった皆さんのおかげ。みんなに感謝して、みんなの期待を背負って頑張ってきたい」と表情を引き締めた。

 対する柏は連勝が3で止まった。3連勝中もすべて1-0勝利と得点力にやや陰りが見えていたが、この日は7試合ぶりの無得点。2位だった第2ステージの順位も6位まで下がった。「自滅と言うか、ボールを動かせずなかった。警戒したクロスからやられてしまった。完敗というゲームだった」と話した吉田達磨監督。「もう一度、足元を見つめなおして、小さなこと、基本的なことに立ち返って、トレーニングしたい」と中断明けの巻き返しを誓った。


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