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FIFA会長目指すマラドーナ氏「俺はFIFAに残ったマフィアと戦う」

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 元アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナ氏が国際サッカー連盟(FIFA)の会長選出馬へ意欲をみせた。ブラジル『グローボ』などが報じた。29日には欧州サッカー連盟(UEFA)のミシェル・プラティニ会長が同会長選への出馬を表明している。

 6月には実父のドン・ディエゴ氏を亡くしたばかりのマラドーナ氏。悲しみに打ちひしがれていたが、29日にテレビ番組『アメリカ』のインタビューに応じると、FIFAの腐敗と戦うために再び立ち上がると意欲をみせた。

「俺はFIFAに残っているマフィアと戦うつもりだ。長い間FIFAを奪い取った奴と戦わないといけない。FIFA会長になれればと思っている」

 かねてからFIFAのゼップ・ブラッター会長を批判し続けてきたマラドーナ氏。今回は同会長を“マフィア”と揶揄した。

 FIFAでは汚職問題が発覚した直後にブラッター会長が再選するも、すぐに辞任を表明。新たな会長選は2月26日に行われる予定となっており、出馬するためには10月26日までに5つの連盟からの推薦を取り付け、出馬の表明をしなければいけない。

 『グローボ』などによると、UEFAのプラティニ会長が南米サッカー連盟(CONMEBOL)の推薦を受けているとみられ、マラドーナ氏が立候補することは現実的ではないとの見方が強い。

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