beacon

最高のクラブはバルセロナ スアレス:「ただしベストのリーグは…」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 バルセロナFWルイス・スアレスが、自身の考える最高のリーグと最高のクラブについて『ESPN デポルテス・ラジオ』に語った。現在プレーするリーガ・エスパニョーラよりも上だと考えるリーグがあるそうだ。

 スアレスは、リバプールで3年半にわたってプレーし、昨シーズンの開幕前にバルセロナに加入した。2013-14シーズンのPFA年間最優秀選手に選出されたが、W杯でのイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニに対する噛みつき行為により、10月までは出場停止処分を受けていた。ピッチに復帰して徐々に周囲との呼吸が合ってくると、FWリオネル・メッシ、FWネイマールとともに破壊的な攻撃力を見せつけ、バルセロナの3冠に大きく貢献した。

 カタルーニャで快適な日々を過ごしているというスアレス。だが、キャリアの最後は別のクラブで過ごしたい意向があるようだ。

「僕の愛するクラブで引退したいね。それはナシオナルだよ」と、プロのキャリアを歩み始めた祖国のクラブの名前を挙げた。もう一つ、スアレスにはお気に入りのクラブがあるという。「それと、どこかのタイミングでアヤックスにも戻りたいね」。

 28歳のウルグアイ代表FWは、様々な未来を思い描いているようだ。今後のキャリアについても話している。

「MLSでプレーするのも悪くないね。いつか起こるかもしれない。アメリカでのサッカー人気は高まっている。スタジアムは人で埋まっているからね」

 これまでスアレスは、ウルグアイ、オランダ、イングランド、スペインでプレーしてきた。その中で、世界最高のクラブは、世界最高のリーグには所属していないと感じているようだ。

「プレミアリーグが世界一のリーグだね。でも、最高のチームはチームはバルセロナだ。僕は自分自身を世界最高の選手の一人だとは思っていない。それでも、世界最高のクラブでプレーできるのは光栄だよ」

 昨シーズンのバルセロナは3冠を達成した。しかし、スアレスはまだ勝利に飢えているという。

「まだまだ目指す目標はたくさんある。チャンピオンズリーグを連覇する初めてのチームになりたいね。今シーズンも高いモチベーションで望んでいるよ。とにかく勝ち続けたいんだ」

 一時は、ルイス・エンリケ監督と選手の間に溝があるとも報じられた。だが、スアレスは何も問題はないと考えているようだ。「監督は、常に最後の決断を下す。でも、選手たちの話を聞く耳ももっている。僕たちは昨シーズンと同じようにプレーをしていくべきだと思う」と、指揮官に全幅の信頼を寄せた。

 昨シーズンは序盤の出場停止もあり、リーガ・エスパニョーラでの出場は27試合だった。それでも16得点という記録を残している。最高のクラブで開幕からプレーできる今季は、果たして何ゴール積み重ねることになるだろうか。


●リーガ・エスパニョーラ2015-16特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP