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登録名は『盛礼良レオナルド』に…秋田FWが日本国籍取得「この国に恩返ししたい」

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 ブラウブリッツ秋田は30日、FWレオナルドが帰化申請を行い、日本国籍を取得したと発表した。なお、8月2日のJリーグU-22選抜戦より、登録名が「盛礼良レオナルド(Leonardo MOREIRA)」になると併せて発表している。

 盛礼良レオナルドはクラブを通じて、「16歳でブラジルを離れ、サッカー留学で02年に青森山田高校へ入学しました。言葉、食事、文化など全く経験をしたことのない環境で家族や友人への寂しさがある中、サッカー部の黒田監督をはじめ、先生や先輩、後輩たちがその大変さを乗り越えるための力を下さったことは絶対に忘れません」と来日当初の思いを伝えた。

 青森山田高卒業後はJAPANサッカーカレッジを経て、05年に東京Vに加入し、夢だったと語るプロサッカー選手に。その後、鳥栖、栃木、北九州、JAPANサッカーカレッジを渡り歩き、14年から秋田でプレーしている。

「日本の素晴らしさや文化を教えてくれたり、どんなときでも支えてくれる奥さんに出会い、おととしには待望の娘を授かることが出来ました。そんな大切な家族を神様が日本で与えてくれたからにはこの国に恩返しをしたいという気持ちが強くなり、日本に帰化することを決意しました。今までそしてこれからの人生、日本での生活に関わってくれた方々と親に感謝の気持ちでいっぱいです」と日本への感謝を示すと、「日本人として必ず誇りを持って生きていきたいと思いますので、ファン・サポーターの皆様これからもよろしくお願いいたします」とコメントを残した。

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