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大宮、7連勝で首位快走!! 3戦連発のFW家長「勝ち癖がついている」

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[8.1 J2第27節 北九州 1-2 大宮 本城]

 J2は1日、第27節を行い、北九州市立本城陸上競技場ではここ3戦未勝利で13位のギラヴァンツ北九州と6連勝中で首位を独走する大宮アルディージャが対戦し、大宮が2-1の勝利を収めて7連勝を飾った。

 試合を動かしたのはアウェーの大宮だった。前半13分、中盤で細かくパスを回して北九州守備陣を崩しにかかると、左サイドでボールを受けたFW家長昭博が中央に切り込んで放ったシュートはクロスバーに弾かれる。しかし、こぼれ球を拾ったDF片岡洋介の右サイドからのクロスを家長がヘッドで押し込んでスコアを1-0とした。絶好調の家長は3試合連続ゴールとなった。

 その後も主導権を握って試合を進める大宮は、前半34分に追加点を奪取する。右サイドでスローインを受けたMF横谷繁が鮮やかなタッチで突破をすると、正確なクロスをFWムルジャがダイレクトボレーで合わせて華麗にネットを揺らし、リードを2点差に広げた。しかし直後の同36分、FW原一樹のロングスローの流れから、こぼれ球を拾ったMF井上翔太が強烈な左足シュートを突き刺して北九州が1点差に詰め寄った。

 2-1と大宮が1点をリードしたまま後半を迎えると、同点に追い付きたい北九州は積極的に選手交代して流れを引き寄せようとするが、なかなか同点ゴールを奪えない。一方の大宮は、後半45分に右サイドを突破したムルジャのグラウンダーのクロスを中央で受けた家長が決定機を迎える。しかし、ワンタッチでGK阿部伸行をかわして狙ったシュートは、カバーに入ったMF風間宏希にクリアされてしまった。両チームともに最後までゴールを狙ったがその後もスコアは動かず、2-1で大宮が勝利を収めた。

 先制点を奪って3試合連続ゴールを記録した家長は、「前半はイメージどおりの試合ができていたけど、1点を返されてから相手のペースになったので、もう1点取れていればと感じました」と試合を振り返りながらも、7連勝と白星を積み重ねるチームに関して「最近は勝ち癖がついているので、このままの流れでいきたいです」と話した。


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