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相手キーマンにやられる…なでしこ佐々木監督「いい勉強になった」

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[8.1 東アジア杯 日本女子2-4北朝鮮女子]

 佐々木則夫監督は悔しさを隠しきれない様子だった。「選手はイメージ通りにやっていたところ、終盤でつまらない失点でやられてしまったのは勿体ない。これがいい勉強になってくれればいいんですが」。

 北朝鮮の地力にやられてしまった。2度追いつく粘りを見せたなでしこだが、相手のキーマンとしてマークしていたはずの10番MFラ・ウンシムに後半34分、同36分と立て続けにゴールを決められた。「2センター(バック)が疲れていたのは分かっていたので代えようと思っていたところで、なかなかボールが出なかった」と悔やんだ佐々木監督。「選手たちは精一杯やった。疲れてきた時間帯で早めに交代してあげる、リズムを変えさせてあげる、一枚多くDFをするのが大事だった」と自らを責めた。

 キャプテンとして今代表を引っ張っているMF川村優理は「後半はいい時間帯で追いつけた。相手のカウンターのサッカーに負けてしまった。そこは反省かなと思います」と振り返る。第2戦は中2日で迎える韓国戦。「負けられない試合。厳しい試合になると思うが、ビデオを見てしっかり反省して次は勝てるように頑張りたい」と気合を入れ直した。


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