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混戦のプレミアリーグを予想するモウリーニョ 「優勝に必要な勝ち点は下がる」

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 チェルシージョゼ・モウリーニョ監督は、現在のプレミアリーグが下位チームも含めてより混戦のリーグになっているとして、優勝を争うチームの勝ち点が下がるのではないかと予想している。

 昨季のチェルシーはシーズンを通してリーグ戦3敗を喫し、勝ち点87で優勝。近年の他の優勝チームと比較すれば平均的と言うべき数字だった。

 連覇を果たすために必要な勝ち点のラインはこれより引き下げられることになるのだろうか。2日に行われるアーセナルとのコミュニティーシールドを前に、イギリス『スカイ・スポーツ』がモウリーニョ監督のコメントを伝えた。

「プレミアリーグで優勝するために、以前ほどの勝ち点は必要にならないだろう。トップの数チームが敗れたり、勝ち点を落としたりすることは増えると思う。クリスタル・パレスが(ヨアン・)カバイェを獲得したことなど、多くの例を挙げることができる」

「そういうメンタリティーや経済力、野心は歓迎すべきものだ。プレミアリーグがもともと難しいリーグだったとしても、これからはさらに難しくなる。タイトルを獲るのに必要な勝ち点は下がるだろう」

 一方でモウリーニョ監督は、DFの補強が必要であることを認めながらも、2度のオファーを断られたエバートンDFジョン・ストーンズからは手を引く可能性も示唆している。

「マーケットには、何のルールもない場合もある。我々はチェルシーとして、自分たちの独自のルールをつくっている」

「自分たちのルールをつくるというのは、選手たちの価値を評価し、価値を知ることだ。どの時点でストップして別の方向へ向かい、別のオプションを考えるべきかを知ることだ」


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