beacon

モウリーニョは1点守ったアーセナルへ皮肉、ロッカールームへ「哲学を置いてきた」

このエントリーをはてなブックマークに追加

[8.2 FAコミュニティーシールド チェルシー0-1アーセナル]

 14-15シーズンのプレミアリーグ王者チェルシーとFA杯王者アーセナルによるFAコミュニティーシールドが2日、ウェンブリー・スタジアムで行われた。アーセナルが1-0で勝利し、連覇を果たしている。

 試合後、チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督のコメントをクラブ公式サイトが報じた。前半24分にFWアレックス・オクスレイド・チェンバレンのゴールで先制したアーセナルは、この1点を守りきって連覇を達成した。零封負けを喫したチェルシーだったが、指揮官は内容やボールの支配率ではチェルシーが上だったとの見解を示している。

 モウリーニョ監督は「ロッカールームへ哲学を置いてきたアーセナルは良い守備をしていたよ。ボックス内に9人を配置するスタイルで1点を守り切ったんだ。そう考えれば彼らは勝利に値していた」と皮肉たっぷりにコメント。「これはフットボール。戦術の戦いだからね。彼らにおめでとうと言いたいよ」と語った。

 アーセン・ベンゲル監督が率いるアーセナルに対して、無敗記録を築いていたモウリーニョ監督だったが、13試合で記録はストップすることになった。

 最近ではベンゲル監督との“舌戦”も繰り広げていた指揮官は「数字を意識したことはない。今までが異常で、これが普通だ。私はいつも目の前の試合のことを考えている。その他のことを気にしたことはないよ」と話しながらも「でも13試合という記録はアンタッチャブル。今後も破られることはないだろうね」と言及した。

●プレミアリーグ2015-16特集

TOP