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英メディア、開幕を前に岡崎に好評価 「岡崎獲得は非常に良いビジネスだった」

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 今週末に迫ったプレミアリーグ開幕を前に、レスター・シティに加入した日本代表FW岡崎慎司はイギリスメディアから上々の評価を受けている。『デイリー・メール』はレスターのシーズンプレビュー記事の中で、岡崎の補強が「非常に良いビジネス」だとの見方を示した。

 マインツではエースとして活躍し、ブンデスリーガで2シーズン連続の二桁ゴールを記録した岡崎。新天地プレミアリーグでも力を発揮することができるだろうか。

 1日に行われたバーミンガムとのプレシーズンマッチでは待望の初ゴールを記録。2-2の同点ゴールにつながるFKを獲得したのに続いて、得意のダイビングヘッドで3-2の決勝ゴールも記録し、良いイメージで開幕を迎えられることになった。

『デイリー・メール』は、レスターの夏の移籍市場について次のように評価を記した。

「700万ポンドでマインツから岡崎慎司を獲得したのは非常に良いビジネスだった。素晴らしいタッチを持った選手で、攻撃に何か違うものをもたらしてくれる」

「母国日本での“引き”も強く、極東でのマーケティングのためにも悪くないことだ。左SBのクリスティアン・フクスをフリーで獲得できたのも堅実な補強に思える」

 各ポジションの充実に加えて、さらにカーンMFエンゴロ・カンテやアタランタDFヨアン・ベナルアンの獲得にも迫るなど、積極補強が進められていることはポジティブな要素だとして評価されている。

 一方で不安要素としては、昨季のチームをプレミアリーグ残留に導いたナイジェル・ピアソン前監督の突然の退任による影響や、クラウディオ・ラニエリ新監督がプレミアリーグで10年以上指揮を執っていないこと、MFエステバン・カンビアッソの退団などが挙げられた。

 昇格1年目を14位で終えて残留を果たした昨シーズンの順位を上回ることができれば、成功のシーズンだと見なすことができるというのがレスターに対する総合的な評価だ。新シーズンは今月8日、ホームでのサンダーランド戦でスタートする。


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