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サラー、移籍正式発表前にローマで練習 クラブが公式SNSでうっかりミスか

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 フィオレンティーナとのトラブルが決着していないものの、ローマに合流しているMFモハメド・サラーが、3日のトレーニングでチームとの練習に加わっていたことが分かった。イタリア各メディアが報じている。

 昨季途中にチェルシーからフィオレンティーナにレンタル移籍して活躍したサラーは、別のクラブへの移籍を希望し、レンタル延長を望むフィオレンティーナを退団した。

 フィオレンティーナはレンタル延長が契約で認められていると主張しているが、サラーの代理人は選手の同意がなければ有効ではないと主張。法的問題に発展する可能性があり、弁護士たちが解決を目指しているところだ。

 その間にもサラー獲得に動いたローマは、チェルシーや選手と条件面で合意。獲得を内定させた。だが、移籍証明書が発行されておらず、チェルシーが暫定の証明書をFIFAに申請したとされているところだ。いずれにしても、サラーのローマ移籍はまだ正式に発表されていない。

 だが、ローマはサラーをすでにチームに呼び寄せた。そしてそれは、環境に慣れさせるためだけではなかったようだ。クラブが3日に公式の『ツイッター』に掲載した練習風景の写真で、サラーがローマの選手たちとともにトレーニングしているところが確認された。報道によると、写真はすぐに削除されたものの、すでにインターネット上で出回っている。

 おそらくは、サラーが写っている写真をローマがミスで掲載してしまったものと思われる。いずれにしても、サラーをめぐる一連の流れに怒りをあらわにしているフィオレンティーナ側は、さらに不快感を覚えたかもしれない。

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