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[総体]広島皆実、粘り見せた徳島市立をPK戦の末に下す

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[8.4 全国高校総体2回戦 広島皆実 2-2(PK5-4) 徳島市立 しあわせの村多目的運動広場(神戸)]

 2回戦から登場となった広島皆実高(広島)が徳島市立高(徳島)と対戦。70分間を2-2で終えると、迎えたPK戦を5-4で制して2回戦突破を決めた。3回戦に駒を進めた広島皆実は、5日に旭川実高(北海道2)と対戦する。

 先制したのはこの日が初戦となった広島皆実だった。前半4分、FW前谷慧が蹴り出したFKが直接ネットを揺らして先制に成功した。1-0とリードしたまま後半を迎えると、後半20分には途中出場のMF片岡永典とのパス交換からシュートチャンスを迎えた前谷がゴールを陥れて、広島皆実がリードを2点差に広げる。

 残された時間は15分。しかし、ここから徳島市立が粘りを見せる。後半28分にMF吉田顕世のアシストからMF郡紘平がゴールを奪って1点差に詰め寄ると、後半アディショナルタイムには郡が蹴り出したCKをDF奥田雄大がヘディングで叩き込み、土壇場で試合を振り出しに戻した。

 試合はPK戦までもつれ込んだが、5人全員がきっちりネットを揺らした広島皆実に対し、徳島市立は4人目の奥田が失敗。徳島市立の粘りに苦しみながらも、広島皆実がPK戦を5-4で制して勝利を手にした。

(写真協力『高校サッカー年鑑』)

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