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本田がトップ下先発もFKは壁…ミランは“バイエルン2軍”に完敗

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[8.4 アウディ杯 バイエルン3-0ミラン]

 プレシーズンマッチのアウディ杯でバイエルン(ドイツ)がミラン(イタリア)を3-0で下した。ミランに所属する日本代表MF本田圭佑は後半28分まで出場した。

 同大会は隔年開催される大会で今年で4回目。ホストチームのバイエルンのホームスタジアムのアリアンツ・アレナで行われ、今大会はレアル・マドリー(スペイン)とトッテナム(イングランド)、そしてミランが招待された。

 連日、試合が開催されるということもあり、バイエルンは主力メンバーを温存。DFフィリップ・ラームや新加入のMFアルトゥーロ・ビダルが先発したが、ほぼ“2軍”と言ってもいいメンバーがスタメンに並んだ。対するミランは4-3-1-2を採用。本田をトップ下に、2トップは新加入コンビのFWカルロス・バッカとFWルイス・アドリアーノを並べた。

 開幕時期の半月の違いは言い訳になるだろうか。前半23分にDFファン・ベルナトのシュートがDFクリスティアン・サパタに当たってコースが変わる不運な失点で先制を許したミランは、その後も防戦一方となる。同28分にはMFピエール・エミール・ホイビュルクに胸で押し込まれるとポストを直撃。さらには同36分にもビダルに決定的なヘディングシュートを打たれるが、クロスバーに救われ、追加点は阻止したが、苦しい展開を強いられた。

 少ないながらも反撃のチャンスは伺った。しかし前半終盤に獲得したFKを本田が狙うが、壁を直撃。後半に入るとやや押し込む場面も見せるが、バイエルンに難なく守りきられてしまった。

 バイエルンの追加点は後半28分、右サイドから中央にドリブルで切り込んだMFマリオ・ゲッツェが、後半途中出場のFWロベルト・レバンドフスキに当ててこぼれたボールを左足で蹴り込む。さらに同39分、レワンドフスキが3点目を蹴り込み、快勝劇を締めくくった。

 この試合の前に行われた試合ではレアル・マドリーがトッテナムに2-0で勝利。この結果、5日に行う決勝戦はバイエルン対レアル、3位決定戦はトッテナム対ミランの組み合わせになった。

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