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若手選手の負傷交代にバイエルン監督が激怒…ミラン監督は持論で選手擁護

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 若手選手へのファウルを巡って、バイエルンジョゼップ・グアルディオラ監督が怒りをあらわにした。

 バイエルンは4日、アウディ杯でミランと対戦し、3-0で勝利した。ただこの試合でグアルディオラ監督は20歳MFヨシュア・キミッヒを先発出場させていたが、前半20分で途中交代を余儀なくされていた。

 『ESPN』によるとハーフタイム、怒りを抑えることができないグアルディオラ監督はファウルを犯したMFナイジェル・デ・ヨングに詰め寄った。2人の間で激しい口論がなされ、一触即発状態になったという。

 試合後、バイエルン指揮官は「ヨシュア・キミッヒのことについては悲しく思っている。彼は明日行われる次の試合に参加することができない。彼はチームのトップ選手であり、これからの10年ドイツを引っ張る選手の一人なんだ」と怒りが収まらない様子で話したとしている。

 同選手は今夏よりバイエルンに5年契約で加入した。負傷についてはおそらくひざ付近だという。DFダビド・アラバはキミッヒがファウルを受けた場面がイエローカードも出なかったことを非難。「ボールかは明らかに離れていた。デ・ヨングはそれにもかかわらず全力で突進してきたんだ」と話している。

 一方のミランのシニシャ・ミハイロビッチ監督は、接触プレーの場面は見ていないとしながらも、「サッカーというのはダンスではない。ファールもプレーの一つだ」と反論。「だからこそ、親善試合などと呼ばれるような試合は存在しないというわけなんだ」と持論を語った。

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