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韓国人記者に聞く 今回の東アジア杯での日本戦の位置付けは?

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 日本代表は5日、東アジアカップで韓国代表と対戦する。この一戦を、韓国はどうとらえているのか。『GOAL』韓国版編集長のイ・ヨンフンに聞いた。

 東アジアカップ初戦で、日本代表は北朝鮮代表に1-2で敗れた。欧州でプレーする選手たちがいないとはいえ、落としてはいけない一戦だった。

 2戦目の相手は韓国代表だ。日本にとっては連敗など許されない試合に、永遠のライバルはどのように臨んでくるのだろうか。

 『GOAL』韓国版編集長のイ・ヨンフンは、ウリ・シュティーリケ韓国代表監督の考えをこのように語った。

「シュティーリケはこの大会で新しい選手に経験を積ませたいとの意向を明らかにしている。だが、初戦で中国を倒した彼の目標は、東アジアカップ優勝にある」

「韓国代表でデビューを飾った若手は、自分たちの才能を証明した。キム・スンデの先制点をアシストしたイ・ジェソンは、韓国代表のエースになるかもしれない」

 では、韓国のメディアやファンは、現在の日本をどうみているのだろうか。

「韓国のメディアは、日本代表が独自のスタイルを持っていると分析していたが、まだバヒド・ハリルホジッチ監督の新たな哲学はまだフィットしていないように感じる。さらに、手ごわい相手にやられてしまうという、伝統的な弱みも見えた」

 互いに新戦力発掘の意味合いが強い大会であるようだ。この試合にも、そうした色が強く反映されるのだろうか。

「日本に対する韓国のライバル意識はとても強い。韓国が日本と対戦するときには、何があろうとも勝たなければならないと選手たちは考える。特に最近は日本に3連敗していることで、韓国代表は今回、日本に勝つ必要性を本当に感じている」

 では、日本が注意すべき選手は誰か。

「キム・シンウクだ。先発に入るかどうか分からないが、身長196センチという彼のフィジカルの強さに、日本の守備陣は手を焼くことだろう」

 試合は日本時間19時20分にキックオフとなる。

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