健康上の理由により、AC長野パルセイロの監督を辞任した美濃部直彦氏が自身の『Twitter』を更新し、胸中を明かした。前日5日に辞任を発表。後任には衛藤元ヘッドコーチが就任している。

　5日の正式発表の中で「私の健康上の理由で選手とともに戦っていくのが難しい状況になりました」と説明した美濃部氏。改めてサポーターへの感謝の思いを綴った。

「立場や状況を理解した上で苦渋の決断をした事をお許しください。2年半、晴れの日だけでなく雨の日にも一緒に歩いてくれたサポーターと共に感動と涙した事は忘れません。感謝してます。昇格は僕の願いです。これからもチームを支えてください。僕からの最後のお願いです。今は少し休みたいと思います」

　　美濃部氏はJFLを戦った13年より長野を指揮。JFLで優勝すると、翌年は新設されたJ3リーグを戦い、準優勝という成績を残した。J3を戦う今季も、22節を終えて首位山口とは勝ち点差15だが、2位町田とは勝ち点差3の3位。長野は来季のJ2昇格を十分狙える位置につけている。