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トゥヘル体制の手応え語るDFフンメルス「土台は出来上がっている」

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[8.9 DFB杯1回戦 ケムニッツ0-2ドルトムント]

 DFBポカール(ドイツ国内杯)の1回戦が9日に行われ、MF香川真司とMF丸岡満の所属するドルトムントは、ケムニッツ(3部)と対戦し、2-0で勝利した。ベンチスタートの香川は最後まで出番はなく、丸岡もベンチ外だった。試合後の選手コメントをクラブ公式サイトが伝えている。

 格下相手の辛勝となったが、これでEL予選3回戦を含めて公式戦3連勝。3戦8得点で失点はゼロだ。試合を振り返ったDFマッツ・フンメルスは「前半の内容は本当によかったと思う。ケムニッツにシュートを打たせなかった上、1-0以上のリードで後半を迎えられるだけのチャンスをつくっていた。チャンスを決めきれないことはよくあるけど、自陣で守りを固める相手から何度も決定機をつくったことはポジティブにとらえたい」と勝利を喜んだ。

 しかし、後半の試合内容には満足していないようで「カップ戦の独特な雰囲気は皆がわかっている。番狂わせを起こす可能性が高まると、下部リーグのチームはそれまで以上にギアを上げて立ち向かってくるものさ。今日のケムニッツもそうだった。必要以上にボールをキープすることが多かったため、相手に奪われたあとに慌てさせられた」と反省した。

 トーマス・トゥヘル監督が就任した今季、3戦3勝と好スタートを切っているドルトムント。ドイツ代表DFは「何度か披露できているけど、自然に身体が反応し、90分間安定してプレーできるようになるにはもう少し時間がかかると思う」と言いながらも、「これまでのサッカーを完全に変えるわけではなく、細かい部分を修正しているだけに過ぎない。すでに土台は出来上がっているよ」と手応えを語った。

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