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[MOM1443]九州国際大付MF水城太賀(3年)_走って、チームまとめるリーダー

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[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[8.14 ミズノカップU-18IN熊本サバイバルマッチ 九州国際大付高 5-1 各務原高 大津町総合運動公園多目的広場]

 選手権予選で夏の日本一軍団・東福岡高撃破を目指す九州国際大付高。この夏、チームはライバル以上に走ることを目指してきたが、ミズノカップ初戦でその走りをMF水城太賀主将が実践した。

「紅白戦でも走ることを意識していて、特に守備のハードワークのところを意識しています」というMFは連動してボールを奪い、奪ったボールを繋いで、前線を追い抜く動き。この日は得点差が開いたこともあって後半立ち上がりで交代し、個人的な動きについては満足していなかったが、走ることと守備でチームを引っ張った水城は「自分ひとりじゃなくて、周りの人と連係してしっかりボールを奪えた」と充実した表情を見せた。

「運動量は自分のウリだと思っています」と語るMFは、昨年から九国大付のエースナンバーである「14」を背負う。自分が試合を決めるような攻撃手ではないことは本人も理解。「去年からもらっていてエースストライカーという感じではないんですけど、自分の役割をしっかりと果たして『14』に合うようなプレーを今後も続けていかないといけない」と自覚を持って走って、ハードワークするつもりでいる。

 福岡県選抜の一員として国体にも出場している実力派には杉山公一監督も厚い信頼を置く。憧れの選手に日本代表MF長谷部誠を挙げ「チームをまとめて、守備して、心がブレないところが好き」と語るボランチが個々をひとつにまとめて、強敵を打ち破る集団をつくる。

(取材・文 吉田太郎)
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