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[MOM1459]阪南大高MF渡辺滉大(2年)_UAチャレンジカップで再び躍動した俊足MF

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[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[8.18 UAチャレンジカップ1位リーグ第1節 浦和東高 0-0 阪南大高 J-GREEN堺]

 後半、浦和東高はアーリークロスやサイドからの崩しでビッグチャンス。一方の阪南大高は相手を上回っていた攻守の切り替えがチャンスをもたらしていたほか、交代出場の俊足MFが相手を押し下げる原動力となっていた。MF渡辺滉大は50m走6秒台前半の俊足を活かして右サイドで躍動。長島一仁コーチも「面白い。(いいものを)もっていると思う」というスピードでDFを振り切り、クロスにまで持ち込んでいた。

「サイド破ってチャンスをつくることを意識しました。突破に関しては自信を持っていて、できたと思うんですけど、シュートで終われたこともあったと思う。全部クロスに終わってシュートに行くことができなかった」と反省。それでも一瞬の切れ味で相手DFを外側から破るなどその突破には迫力があった。

「自分はスピードが武器なのでもっとそれを活かしていきたい。まだできる部分はたくさんあると思います」という渡辺はアンダーアーマーチャレンジカップをきっかけに成長してきた選手だ。昨年の同大会では当時まだBチームながらも出場した浦和東高戦で抜群の突破力を披露。初日のみの出場ながらも大会優秀選手に選出された。そして今年は足首の怪我で出遅れながらも、このアンダーアーマーチャレンジカップから再びAチームに合流。まだ本来のプレーではないというが、それでも再び浦和東戦で抜群の突破力を示した。

 大事なのはこれから。「結果がすべてだと思う。結果にこだわって先発奪いたいと思います」というMFがアンダーアーマーチャレンジカップでの活躍を今後に繋げて、目標を達成する。

(取材・文 吉田太郎)
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