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鹿島、6年ぶり5連勝で第2S首位キープ!最下位・山形は14戦勝ちなし

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[8.22 J1第2ステージ第8節 鹿島3-0山形 カシマ]

 鹿島アントラーズはホームでモンテディオ山形に3-0で快勝し、石井正忠監督就任後、無傷の5連勝を飾った。第2ステージは6勝1分1敗の勝ち点19に伸ばし、勝ち点18で暫定首位に立っていた柏を抜いて首位をキープ。一方、年間順位で最下位の山形は2連敗で14試合勝ちなし(6分8敗)となった。

 立ち上がりはアウェーの山形が良い入りを見せた。開始1分、FWディエゴがドリブルからフィニッシュまで持ち込み、左足でオープニングシュート。前半24分にはディエゴがMF川西翔太とのワンツーでゴール前に切れ込み、左足を振り抜いたが、枠を捉えられなかった。

 すると、なかなかシュートを打てずにいた鹿島が少ないチャンスを生かした。前半40分、FW土居聖真がドリブルで左サイドを縦にえぐり、ゴール前にクロス。これにFW金崎夢生がヘディングで合わせ、先制点を奪った。

 1点リードで前半を折り返すと、後半12分には土居が右サイドのスペースにスルーパスを通し、MF遠藤康がゴール前にグラウンダーのクロス。ファーサイドから走り込んだMFカイオが押し込み、2-0とリードを広げた。さらに後半29分、敵陣左サイドの深い位置でカイオが鮮やかな個人技でDFをかわすと、マイナスのクロス。これを遠藤が豪快な左足ダイレクトボレーで叩き込み、3-0と試合を決定づけた。

「(自分の)ゴールよりチームが勝ったことがうれしい」。ダメ押しの3点目を決めた遠藤は試合後のインタビューでまずはチームの勝利を喜んだ。優勝した09年以来、6年ぶりの5連勝。それでも「5連勝で来ているけど、これからも勝ち続けないと優勝は見えてこない。一戦一戦、大事に戦っていきたい」と、満足することなく先を見据えていた。

[J1]第2ステージ第8節2日目 スコア速報

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