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先発デビューのペドロが1G1A! テリー一発退場もチェルシーが逃げ切って今季初白星

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[8.23 プレミアリーグ第3節 WBA2-3チェルシー]

 プレミアリーグは23日、第3節2日目を行った。チェルシーは敵地でWBAと対戦し、3-2で逃げ切り勝利。チェルシーが今季初白星を挙げた。

 今季公式戦3試合で1分2敗とスタートダッシュに失敗したチェルシーは、20日に獲得したばかりのFWペドロ・ロドリゲスを早速スタメンで起用した。前半13分、MFネマニャ・マティッチがPA内でMFカラム・マクマナマンを倒してしまい、PKを献上。しかし、MFジェームズ・モリソンのキックを左に飛んだGKティボー・クルトワが右足で弾き出した。

 さらにチェルシーは前半18分にもモリソンのFKからヒヤッとする場面を作られたが、劣勢の中ワンチャンスを生かして先制に成功した。前半20分、ペドロがドリブルからMFエデン・アザールのリターンを受けてPA右から左足シュート。相手のブロックの間をすり抜けるようにゴール右に吸い込まれ、ペドロが移籍後初ゴールを挙げた。

 さらにチェルシーがカウンターから追加点を奪う。前半30分、ドリブルで中央突破したMFウィリアンが左へ展開し、これをフリーで受けたペドロがPA右から右足シュート。これは枠を外れていたが、勢いよくゴール前に走り込んだFWジエゴ・コスタがスライディングで押し込み、2-0とした。

 しかし、チェルシーの守備が安定しない。WBAは前半35分、左からのクロスは長くなったがFWサロモン・ロンドンが右の深い位置からジャンピングボレーでマイナスに折り返し、モリソンが右足シュート。これがマティッチの股を抜けて、1-2と1点差に詰め寄った。

 チェルシーは前半40分にも決定機。カウンターからペドロがPA右で相手を引きつけてプレゼントパス。これをウィリアンは流し込むだけだったが、右足シュートはゴール右に外れる。それでも同43分、MFセスク・ファブレガスの浮き球パスをD・コスタが相手に倒されながらも胸でしっかり落とし、左から斜めに走り込んでいたDFセサル・アスピリクエタが右足で流し込み、3-1で前半を終えた。

 しかし、チェルシーは後半9分に、DFラインの裏に出されたボールからロンドンをDFジョン・テリーがPA手前で倒し、決定機阻止で一発退場。すぐさまウィリアンに代えてDFガリー・ケーヒルを投入するも同14分、右サイドからのクロスをモリソンにこの日2点目を決められ、3-2と再び1点差とされた。

 後半17分、チェルシーはD・コスタが右へ展開し、ゴール前に走り込んでペドロのクロス左足ボレーもゴール左へ。WBAも同28分にマクマナマンが個人技から決定機も右足シュートは角度がなく枠を捉え切れず、お互いにチャンスを逃した。試合はそのままチェルシーが逃げ切り、3-2で勝利。昨季リーグ王者が公式戦4試合目にして今季初白星を挙げた。

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