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香川、リーグ初ゴールで公式戦連発!!ドルトムントは2戦連続の4-0完勝

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[8.23 ブンデスリーガ第2節 インゴルシュタット0-4ドルトムント]

 ブンデスリーガは23日、第2節3日目を行い、MF香川真司の所属するドルトムントは敵地でインゴルシュタットと対戦し、4-0で快勝した。香川は左インサイドハーフで2試合連続の先発出場を果たし、2-0の後半39分に今季リーグ戦初ゴールをマーク。20日のELプレーオフ第1戦・オッド戦(4-3)に続く公式戦2試合連続ゴールで開幕2連勝に大きく貢献した。

 クラブ史上初のブンデスリーガ1部昇格を果たしたインゴルシュタットが1部で迎えた初のホームゲーム。しかし、試合はドルトムントが華麗なコンビネーションで終始、圧倒した。

 前半18分、香川のラストパスに走り込んだMFヘンリク・ムヒタリアンが右足を振り抜くが、ゴール左へ。同28分にはDFネベン・スボティッチの縦パスをMFマルコ・ロイスがスルーし、FWピエール・エメリク・オーバメヤンがワンタッチで流す。これにロイスが反応し、右足で決定的なシュートを打ったが、わずかにゴール左に外れた。

 香川にも決定機が訪れた。前半34分、右サイドから中央に切れ込んできたDFマティアス・ギンターのくさびのパスをムヒタリアンがワンタッチで落とし、ゴール前のスペースに香川が走り込む。しかし、右足のファーストタッチが大きくなってしまい、シュートはクロスバーを越えた。

 何度となくビッグチャンスをつくりながらスコアレスで前半を折り返したドルトムント。それでも後半10分、ムヒタリアンのスルーパスに反応したギンターが鋭い切り返しから左足でゴール左隅に流し込み、ついにゴールネットを揺らした。

 後半15分にはDFマルセル・シュメルツァーがPA内で倒され、PKを獲得。これをロイスが決め、リードを広げた。ロイスの2試合連続ゴールで2-0。その後も攻撃の手を緩めず、後半29分にはセットプレーの流れから香川の左足クロスにDFマッツ・フンメルスが頭で合わせたが、GKの好セーブに阻まれた。

 すると迎えた後半39分、右サイドでオーバメヤンが粘って途中出場のMFヨナス・ホフマンにつなぎ、ホフマンがマイナスに折り返す。PA内でボールを持った香川は冷静にDFの動きを見極め、ドリブルで左に運んで左足でシュート。これがDFの股間を抜け、ゴール右へ吸い込まれた。

 今季リーグ戦初ゴールで3-0と試合を決定づけた香川は後半41分に交代。後半アディショナルタイムにはオーバメヤンがダメ押しの4点目を決め、ボルシアMGとの開幕戦に続いて2試合連続で4-0の完勝をおさめた。ドルトムントは開幕2連勝で勝ち点を6に伸ばし、得失点差で首位。EL予選、DFBポカールを含め、無傷の公式戦6連勝となった。

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