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29日開幕の天皇杯…初出場5チーム、大学からは16チームが出場

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 第95回天皇杯全日本サッカー選手権大会の開催記者発表が24日、都内で行われた。全国各地で開催されてきた都道府県選手権大会は23日に26都道府県で決勝を行い、都道府県代表47チームすべてが決定。J1の18チーム、J2の22チームにJFLシードのヴァンラーレ八戸(2015年シーズン前期優勝)を加えた出場全88チームが出そろった。

 88チームのうち、初出場はラインメール青森(青森)、北陸大(石川)、徳島大ヒポクラテス(徳島)、東海大熊本(熊本)、J.FC MIYAZAKI(宮崎)の5チーム。大学勢も札幌大(北海道)、仙台大(宮城)、山形大医学部(山形)、流通経済大(茨城)、東京国際大(埼玉)、順天堂大(千葉)、桐蔭横浜大(神奈川)、北陸大(石川)、四日市大(三重)、立命館大(京都)、関西学院大(兵庫)、広島経済大(広島)、徳島大ヒポクラテス(徳島)、高知大(高知)、福岡大(福岡)、東海大熊本(熊本)の16チームが出場する。

 1回戦は今月29、30日に行われ、J1の松本山雅FCモンテディオ山形、J2の全22チームも出場。そのほかのJ1勢は原則、2回戦から登場するが、ACLで準々決勝に進出したガンバ大阪柏レイソル、ナビスコ杯準々決勝進出かつJ1第1ステージ成績上位チームである浦和レッズFC東京の計4チームは4回戦から参戦する。なお、4回戦以降の組み合わせ抽選会は10月22日に行われる予定となっている。

 今大会の決勝は来年1月1日に味の素スタジアムで開催される。前回大会の決勝は、今年1月にアジア杯があった関係で昨年12月13日に日産スタジアムで行われたが、2大会ぶりに元日決勝が復活。前回優勝チームであるG大阪の長谷川健太監督は「昨年の決勝戦は12月だったが、天皇杯といえば正月の風物詩というところもある。是非、元日に行われる天皇杯の決勝で勝って、連覇を達成したい」とのコメントを発表した。

 08年度、09年度大会で連覇しているG大阪が2度目の連覇達成となれば、関学クラブ以来、史上2チーム目。MF遠藤保仁は「連覇も懸かっているし、連覇する難しさも十分、分かっている。その中で連覇ができれば、チームにとっては大きな意味を持つタイトルになる」と強い決意を述べている。

●第95回天皇杯特設ページ

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