リバプールのFWマリオ・バロテッリがミランへ復帰する可能性があると報じられる中、元ミランで現在イタリア『スカイ』の解説者であるズボニミール・ボバン氏が「バカげた復帰だ」と批判している。『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じた。

　ミランは23日にアドリアーノ・ガッリアーニCEOがバロテッリの獲得に動いていることを認め、シニシャ・ミハイロビッチ監督とも会談したと報じられた。ミランはレンタル移籍での獲得を目指しており、リバプールとはサラリーの割合に関してまだ合意に至っていないと明かしている。

　これに対し、ミランOBのボバン氏は「バカげている。まったくもってバカげた復帰だ。私たちはバロテッリの幸運を祈っているが、彼が本当に飛び立ったことはなかった。ミランに戻るなら、繰り返すけどバカげているよ」と酷評。ミランのバロテッリ獲得に反対した。

　今夏、ブレンダン・ロジャース監督から「練習に加わらないように」と指示を受け、事実上の戦力外となっているバロテッリ。サンプドリアなどが関心を示していると報じられていたが、具体的なオファーにつながらず、今夏の去就に注目が集まっていた。

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