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[CL]柿谷ベンチ外のバーゼル、アウェーゴール差で3季連続のCL本戦出場逃しELへ

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[8.25 欧州CLプレーオフ第2節 M・テルアビブ1-1バーゼル]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は25日、欧州各地でプレーオフ第2節1日目を行った。FW柿谷曜一朗の所属するバーゼルは敵地でマッカビ・テルアビブと対戦し、1-1で引き分け。2戦合計3-3となり、アウェーゴール差でバーゼルは3シーズン連続の本戦出場とはならなかった。なお、柿谷はベンチ外となっている。

 勝利が勝ち抜けの条件のバーゼルは前半11分、ゴール正面でFKを獲得すると、MFルーカ・ズッフィの左足キックが右ポストの内側に当たってゴールにおさまった。先制から3分後の同14分には、FWブレール・エンボロのパスをPA右で受けたMFダビデ・カラが角度のないところから右足シュート。バーゼルは追加点を狙って果敢に攻め込むもM・テルアビブの守備を崩すことができない。

 すると、前半24分に同点に追いつかれてしまう。MFニコラ・ミトロビッチの浮き球パスでDFワルテル・サムエルと体を入れ替えてボールを受けたFWエラン・ザハビが右足シュートを決めて、1-1。後半6分にはPA右でFWタル・ベン・ハイムが個人技でシュートコースを作り、右足シュートもGKに弾き出された。

 この時点で2試合合計で3-3、アウェーゴール差で敗退となってしまうバーゼルは終盤に向けて猛攻を仕掛けた。後半19分、左クロスからDFタウラント・ジャカが右足ボレー。同35分には飛び出したGKの頭上を突くループシュートも決めることができず、1-1のまま第2戦が終了。バーゼルはヨーロッパリーグ(EL)へまわることとなった。

 バーゼルのウルス・フィッシャー監督は『uefa.com』によると、「あまり話すことはない。我々にはツキがなかった。マッカビを止める方策が見つからなかった。マッカビは2試合を通して堅守を保ち、我々を大いに苦しめた。本当に残念な結果だ。我々は賢明なサッカーをしていなかった。チャンピオンズリーグでのマッカビの健闘を祈っている」と対戦相手を称えた。

 なお、M・テルアビブは2004-05シーズン以来、11シーズンぶりの欧州CLグループリーグ出場となった。

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