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[MOM1467]東大阪大柏原MF朴晃史(1年)_1G2Aの活躍に加え、空中戦でも存在感示す

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[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[8.27 関西U-16~Groeien~2015第8節 東大阪大柏原高 4-0 奈良育英高 伊勢ヴィレッジB]

 中盤の底に位置する大型ボランチは180cmという身長以上に感じるような存在感があった。東大阪大柏原高のMF朴晃史はボールスキルに長けた大型ボランチ。高いキープ力を発揮したこの日は前半33分に先制点をアシストすると、後半21分にも中盤での攻防を制して一気に持ち上がり、3点目のゴールを演出した。

 そして33分にはPAでDFを外して右足でダメ押しのゴール。キックに自信を持ち、「中盤なんで周りを見て相手の嫌なところへ配球することを意識している」というMFは「1ゴール2アシスト。今までのグロイエンで一番良かった」と3ゴールに絡んだ勝利を喜んだ。

 攻撃面での貢献度も大きかったが、特に存在感があったのが空中戦でのプレー。入学直後からトップチームに帯同したという朴は「ヘディングの強さとか上手さを要求されたので練習して。夏休みとかもいっぱい練習したので自信がつきました」という。フリーの状態であれば、胸トラップして持ち直すことも意識しつつ、高めてきた落下地点の予測から力強いヘッドで奈良育英の攻撃を何度も跳ね返した。

 まだまだ精度の向上など課題はある。リーダーとしてチームを引っ張る朴の目標は、課題を突き詰め、相手にとって嫌な選手になること。「チームがしんどい時とかに顔を出したり、DFでパッと取ったりしていきたい」というMFが28日の最終節もチームの勝利に攻守で貢献する。

(取材・文 吉田太郎)
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