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トッテナム行きを喜ぶソン・フンミン 元同僚の苦言には…

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 韓国代表FWソン・フンミンレバークーゼンからトッテナムへの移籍が、28日に発表された。プレミアリーグ行きに喜びを表す同選手は、元同僚のMFハカン・チャルハノールの発言に不快感を抱いたようだ。

 25日にレバークーゼンからの許可を得てトッテナムとの交渉に向かったソンは、26日にはメディカルチェックをパス。28日にはトッテナムが、同選手と2020年までの契約を結び、背番号7を与えたことを正式に発表した。ドイツ『キッカー』によると、トッテナムがレバークーゼンに支払う移籍金は3000万ユーロ(約41億円)。これはアジア人選手史上最高額の移籍金となる。

 レバークーゼンには「プレミアリーグに移るチャンスを与えてくれて感謝している」と語るソン。移籍が騒がれる中、チャルハノールが「父親や代理人から良くないアドバイスを受けているんだと思う」とチームメートの周囲に苦言を呈していた。ソンはそれに対し、自身の過去を考えるべきだとし、ドイツ語の言い回しを使いながら次のようにコメントしている。

「ガラスの家に住んでいるならば、石を投げるべきではない。誰でも自分の家の前をホウキで履くべきだ。十分に履くものがあるだろう。僕は自分が望むとおりに行動してくれた代理人に感謝している。これからは子どもの時から目指していたプレミアリーグでの夢の実現に向かいたい」

 チャルハノールは昨年の夏、当時所属していたハンブルガーSVとはその数か月前に契約延長を交わしながら、レバークーゼンへの移籍を押し通している。


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