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ザンクト・パウリ、宮市の代役を確保 ドルトムントから左サイドのスペシャリストが加入

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 ブンデスリーガ2部のザンクト・パウリは28日、ドルトムントからDFジェレミー・ドゥージアク(20)を獲得したことを発表した。左サイドの各ポジションでプレーする同選手と3年契約を結んだと伝えている。

 この夏、アーセナルを退団しフリーとなっていたFW宮市亮を獲得したザンクト・パウリ。しかし、大きな期待とともに迎え入れた同選手はプレシーズン中に左ひざの前十字じん帯を断裂を負い、長期離脱を強いられてしまった。そこで、第4節消化時点で2位につけ、上々な滑り出しを見せているザンクト・パウリは反応し、ドゥージアクを獲得したとのこと。

 本来は左SBとしてドルトムント下部組織から引き上げられたドゥージアクだが、トーマス・トゥヘル監督は先日の会見では「彼は性格やプレースタイルなどからして、攻撃的な選手」と述べている。プレシーズンでも主にサイドハーフで起用していた。

 ザンクト・パウリを率いるエーワルド・リーネン監督も同じ見解を示している。クラブの公式ウェブサイトで次のように語った。

「ジェレミーは競り合いに強く、速くて優れた技術を持つプレーヤーだ。左サイドの攻撃的ポジションでフレキシブルに起用できるだろう。攻撃を意識し、ゴールに向かう姿勢を持っている。宮市亮が負傷したことで、残した穴を埋めることを助けてくれる」

 なお、ドルトムントとザンクト・パウリ間の移籍契約には買い戻しオプションが盛り込まれている模様だ。

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