ミランは29日のセリエA第2節でエンポリと対戦する。シニシャ・ミハイロビッチ監督は28日に会見に臨み、FWマリオ・バロテッリの加入やエンポリ戦について語った。

　賛否両論となったバロテッリの復帰について、ミハイロビッチ監督は復活を目指す選手の意気込みを信頼していると強調している。イタリア『スカイ・スポーツ』や『ガゼッタ・デッロ・スポルト』がコメントを伝えた。

「彼は私と話していくつか約束をした。メディアでも報じられているね。彼は約束を守らなければいけない。そして私は彼がそれをやってくれると確信している。良い練習をしているよ。試合勘は足りないが、途中出場でも役に立つはずだ」

「マリオのポテンシャルに議論の余地はない。ずっとそうだった。問題は彼の頭だ。彼は自分がキャリアの多くの時間を無駄にし、これが最後の列車であり、今回も逃せばキャリアの終わりだということを理解している。彼は子供から男になるときを迎えたんだ」

　ミランはこの日、ジェノアからMFユライ・クツカを獲得したことを発表した。ミハイロビッチ監督は同選手を評価しつつ、ミランのマーケットは終わりだと述べている。

「クツカは質と量を結びつける選手だ。セリエAをよく知っており、ウチのほかのMFたちとは違う特長を持っている。フィジカルの強さもあり、5、6ゴールを決められるはずだ。これだけの特長の選手を300万ユーロで見つけるのは難しいことだよ。これでマーケットは終わりだ。ただ、そのうえで最後に何かあるかどうか、私は知らないがね」

　ミランは開幕戦でフィオレンティーナに敗れている。エンポリ戦では白星を取り戻さなければならない。

「エンポリ戦では素晴らしい試合にしたいと思っている。フィオレンティーナ戦がアウェーで非常に難しい試合になることは分かっていた。いくつか不利な出来事もあったが、我々はもっとうまくやれたはずだ。それは確かだね。残念だが、前を向こうじゃないか。今はホームで勝たなければいけない」

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