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ピッチ状態悪化でスタジアム変更の神戸、クラブ記録の1試合7得点で鳥栖を粉砕

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[8.29 J1第2ステージ第9節 神戸7-1鳥栖 神戸ユ]

 ヴィッセル神戸がホームでサガン鳥栖を7-1で下した。同勝ち点で並んでいた両チームだが、神戸が勝ち点を32に伸ばしている。

 神戸が記録的な勝利を挙げた。前半26分にFW豊田陽平に先制弾を許したが、同34分にCKの流れからFW渡邉千真が頭で押し込み同点。同アディショナルタイム2分にはDF相馬崇人の左クロスをFWレアンドロが頭でねじ込み、前半のうちに試合をひっくり返すことに成功した。

 後半に入ると、圧巻のゴールショーとなる。立ち上がり2分、相手のクリアミスを奪ったレアンドロが粘って押し込み追加点を奪うと、同8分にはCKをDF岩波拓也が合わせて加点。13分には右サイドからのクロスをファーサイドで受け取ったMF石津大介がボールコントロールから右足で蹴り込む。同15分にはショートカウンターを発動すると、石津のシュートの跳ね返りをMF森岡亮太が冷静に押し込んだ。

 そして後半27分、左サイドを抜けた相馬のクロスを渡邉が頭で合わせて7点目。神戸にとって1試合7得点は、2000年3月の市原(現千葉)戦の6-1を上回り、クラブ記録を更新する結果になった。

 2得点を奪った渡邉は、「しっかり追いついて、チャンスをしっかり決めたのでこういう結果になったと思う」と振り返る。またこの試合はピッチ状態の悪化で当初の予定のノエビアスタジアムから神戸ユニバー記念競技場に変更して行われていた一戦だった。これについては、「いい芝でやらせてもらっているので、しっかり結果を出していきたい」と気を引き締めていた。


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