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武藤がブンデス初ゴール含む2発!!全3得点に絡む大暴れ

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[8.29 ブンデスリーガ第3節 マインツ3-0ハノーファー]

 ブンデスリーガは29日、第3節2日目を行い、FW武藤嘉紀の所属するマインツはホームでDF酒井宏樹、MF清武弘嗣の所属するハノーファーと対戦し、3-0で快勝した。センターフォワードで2試合連続の先発出場を果たした武藤は前半15分にブンデスリーガ初ゴールとなる先制点。同29分にも追加点を決め、チームを2連勝に導いた。酒井は右SBで2試合連続のフル出場。6月に右足第5中足骨の手術を受けた清武は欠場している。

 マインツは前半11分、武藤のポストプレーからMFダニー・ラツァがシュートを狙うが、ゴール右へ。ハノーファーも同13分、左CKから最後は酒井がヘディングシュートを放ったが、GKの正面を突いた。

 両チームの日本人選手がチャンスに絡むと、前半15分だった。マインツは左サイドのMFユリアン・バウムガルトリンガーから中央のMFハイロ・サンペリオにボールが入った瞬間、武藤が絶妙な動き出しでゴール前に走り込み、ハイロからのスルーパスを左足で流し込んだ。

 ブンデスリーガ出場3試合目で生まれた待望の初ゴール。前半29分にもMFクリスティアン・クレメンスの左CKをファーサイドのDFシュテファン・ベルが頭で折り返したところに武藤が詰め、フリーでヘディングシュートを叩き込んだ。

 武藤のドッペルパック(1試合2ゴール)で2-0とリードを広げたマインツは後半立ち上がりに3点目を奪う。後半2分、高い位置からプレッシャーをかけた武藤がDFマルセロのパスミスを誘い、MFユヌス・マリがカット。そのままPA内へ切れ込んだマリはGKもかわして左足で無人のゴールに流し込んだ。

 武藤のハイプレスがもたらした追加点。3-0と突き放すと、その後はハノーファーの反撃にも粘り強く耐えた。ハノーファーは後半21分、右CKから酒井が打点の高いヘディングシュートを放つが、クロスバーを越える。同31分にはMFサリフ・サネのミドルシュートが左ポストを直撃した。

 武藤は後半42分にベンチへ下がったが、そのまま今季初の無失点で終えたマインツ。3-0の完封勝利でホーム初白星を挙げ、2連勝を飾った。一方のハノーファーは2試合連続の無得点で2連敗。これで開幕から3戦未勝利(1分2敗)となった。

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