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ファルカオが移籍後初ゴールも…チェルシーはクリスタル・パレスに敗れ今季2敗目

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[8.29 プレミアリーグ第4節 チェルシー1-2クリスタル・パレス]

 プレミアリーグは29日、各地で第4節を行った。チェルシーはホームでクリスタル・パレスと対戦し、1-2で敗れた。昨季王者のチェルシーは前節WBA戦で今季初勝利も連勝とはならなかった。

 前節WBA戦で一発退場となったDFジョン・テリーを欠くチェルシーは、前半から優勢に試合を進めるもクリスタル・パレスの守備を崩すことができない。同31分には決定的な場面を作られるもMFヨアン・キャバイエのシュートはGKティボー・クルトワが止め、事なきを得た。

 しかし、スコアレスで折り返した後半、試合を動かしたのはクリスタル・パレスだった。後半20分、DFパプ・スアレが左から折り返したボールにMFバカリ・サコが走り込むもDFセサル・アスピリクエタにスライディングでカットされる。それでもカットされたボールがサコの足もとへと転がり、右足で押し込んで先制した。

 チェルシーは失点直後にFWラダメル・ファルカオを投入し、反撃に出る。すると後半33分、FWペドロ・ロドリゲスの右クロスにニアに走り込んだファルカオがヘッドで合わせて、1-1。チェルシーはファルカオの移籍後初ゴールで試合を振り出しに戻した。

 このまま一気にチェルシーが逆転へと持ち込むかと思われたが後半36分、クリスタル・パレスは左サイドからMFヤニック・ボラジーが粘って上げたクロスをファーサイドのサコが中央に折り返し、DFジョエル・ウォードがヘッドで押し込み、2-1と勝ち越しに成功した。

 チェルシーは再び同点を狙って攻め込むも得点を挙げることができず、1-2のまま試合は終了。昨季王者が4節を終えて早くも2敗目を喫した。一方でクリスタル・パレスは3勝1分と暫定2位に浮上している。

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